「町屋の夜」
夜の町屋で、升田とエメスズキによる「漂流詩」を含む、3つの催しをお楽しみください。
2023/9/18
「町屋の夜」
夜の町屋で、升田とエメスズキによる「漂流詩」を含む、3つの催しをお楽しみください。
9月23日(土) 17:00~20:00
奈良町にぎわいの家
無料、予約不要・随時
①茶の湯遊び 17:00~
町屋の夕暮れ時のお手前のデモンストレーション。秋のしつらえに、和やかで凛としたひととき。気軽にお茶の世界をご覧ください。
②漂流詩 18:15~ (約15分)
出演:エメスズキ、升田学
エメスズキと升田学による「振舞」と「発語」による対話表現。その「場」を知覚することから展開する即興パフォーマンスをお楽しみください。
③「エリック・サティ」CD聴き比べコンサート 19:00~
音楽界の異端児として、現代の音楽にも大きな影響を与えたフランスの作曲家、サティ。
100年を越えてもなお、新しい発見のある音楽を一生に鑑賞しましょう。
漂流詩について
升田学とエメスズキが、その「場」で知覚することを「振舞」や「発語」に変換し、漂流するように対話していく表現体。2019 年、葉ね文庫(@大阪)で産声をあげる。これまで短歌や川柳、 俳句など、主に言葉を扱う人々の間で発表を続けている。2022年には、川柳人 八上桐子、歌人 牛隆佑と共に「エミューの会」を発足。ここでは、古くから行われている「吟行」に漂流詩が加わったスタイルで行われ、歌人・詩人の域を越え、多くの人々を巻き込みながら、動物園や滝道など、様々な場をめぐることを軸として活動している。
吟行は、風景を味わい・感じ取り・削ぎ落とし、五七五や五七五七七のような形に落とし込み、短い言葉に、小説や映画並の情報を含めるかが肝になる。かたや漂流詩も風景を味わい・感じ取り、短い言葉と振る舞いに落とし込む。その発語と振る舞いで二人が対話し、いかに観る者の心に触る世界を立ち上げられるかということに重きを置いている。